ApacheにWebDAVを設定しよう

ApacheにWebDAVを設定しましょう。

まずは肝心のWebDAVの説明です。
WebDAVとは、HTTPプロトコルを用いてブラウザ(Internet Explorerなど)からサーバー側にあるフォルダの管理ができる仕組みです。
家庭内LANで共有フォルダを作っている方は分かりやすいかもしれませんね。
家庭内ではなく、そのサーバー版というわけです。
今ひとつイメージが掴めない方は、とにかくやってみましょう。

WebDAVのメリットですが、とにかくクライアント側が扱いやすいことでしょう。
FTPと比較した場合、FTPをSSL化したときはクライアントが非常に少ないという問題がありますが、今時SSL非実装のブラウザは存在しないという点も優位です。
サーバー側としても、FTPを用いずWebDAVのみでファイル転送をすると考えれば、余計なポートを開放しなくてすむというのも魅力的ですね。

欠点もあります。
正直使い方がネックだと思うのです。
WebDAVを用いただけでは誰もがサーバーへファイルの書き込みができてしまうようになります。
かと言って認証を取り付けると、他のクライアントはブラウザからアクセスできなくなってしまいます。
つまりWebDAVが使えるディレクトリではウェブページの公開などはできなくなってしまうのです。
ファイルの送受信だけを目的とする使い方ならばいいかもしれませんが・・・

結局はサーバー管理人の考え方、活用方次第といえるでしょう。

説明はこのへんにして、実際に設定してみましょう。
ApacheにはWebDAVが標準で組み込まれています。
ただデフォルトでは有効になっていませんので、有効化するとともに使用するディレクトリを指定してやるだけでWebDAVが使用可能になります。

httpd.confを開きます。

LoadModuleの項目にWebDAVのモジュールが無効で設定されているので有効にしてやります。

#LoadModule dav_module modules/mod_dav.so
#LoadModule dav_fs_module modules/mod_dav_fs.so
を変更(#を削除するだけ)
LoadModule dav_module modules/mod_dav.so
LoadModule dav_fs_module modules/mod_dav_fs.so

次にWebDAVのロックをしてやります。
同一ファイルを、同時に使用できないようにするための設定です。

DavLockDB logs/DavLock

最後にディレクトリを設定します。
WebDAV使用したいディレクトリに、DAV Onと書き込みます。

<Directory />
DAV On
</Directory>

たったこれだけです。

以上です。お疲れ様でした。

WebDAVを使ってみよう